泌尿器科

Urology

こんな症状でお悩みでは
ないですか？

  • 尿が漏れる
  • 排尿時に痛みを感じる
  • 何度もトイレに行きたくなる
  • 下腹部が痛い
  • 尿が濁っている
  • 背中や腰に痛みを感じる
  • 尿に血が混ざっている
  • PSA値が高いと言われた
  • 尿のにおいが気になる
  • 夜の生活を憂鬱に感じる

当院は腎・膀胱・前立腺の
尿路疾患の専門クリニックです。
安心してご相談ください。

泌尿器科で対応している
疾患例

「気になるけど大丈夫」「もう慣れた」と思っていると、大きな病気を見逃してしまうことも…。
男性の前立腺癌は早期発見でほとんどの患者様の完治が見込める病気です。癌は自覚症状なく進行しますので、40～50歳の男性はぜひPSA検査を受けて下さい。
加齢に伴って増えてくる過活動膀胱（頻尿）も、適切に薬を使用したり日常生活の習慣を見直すことで改善へと向かうことができます。

  • 膀胱炎

    膀胱炎は、膀胱粘膜に炎症が生じる疾患で、女性に高頻度にみられます。排尿時痛、頻尿、残尿感を主症状とし、発熱を伴わないことが多い点が特徴です。原因の多くは細菌感染によるものです。

  • 尿路感染症

    尿路感染症は、腎盂から尿道までの尿路に細菌が侵入・増殖することで発症します。膀胱炎、腎盂腎炎などが含まれ、下部尿路では排尿痛や頻尿、上部尿路では発熱や腰痛といった全身症状を呈することがあります。

  • 過活動膀胱

    過活動膀胱は男女に共通する病態です。尿意切迫感を伴う頻尿で、尿漏れを伴うこともあります。背景に細菌性膀胱炎がなく検尿では異常なしと判定されることが多いようです。

  • 尿路結石症

    成人の10人に1人は生涯に1回は体験するといわれているコモンディティーズです。診断にはエコーやX線画像で比較的簡単につきますが、単純CTで確実になります。

  • 前立腺肥大

    前立腺肥大は40歳以上に多い泌尿器科の病気で、排尿困難や頻尿、残尿感など様々な症状を伴います。前立腺の大きさだけでなく、膀胱機能や筋肉のタイミングずれも原因であり、大きくても症状がない場合や小さくても症状がある場合があります。前立腺癌との区別が重要で、直腸診や血中PSA検査で鑑別します。

  • 前立腺癌

    ステージA、B、C、Dに分類します。癌が前立腺に限局する早期のA、Bと進行癌のDと、その中間のCです。通常Dを除くと前立腺癌に由来する特有の症状はありません。血液中のPSA（前立腺特異抗原）が4～10ng/mlのグレイゾーンにある人は癌の確率が約20～30％あります。確定診断はエコーガイド下前立腺針生検による病理組織学的診断が必要です。

  • クラミジア

    クラミジア感染症は性行為を介して広がる病気で、男女ともに自覚症状がほとんどないのが特徴です。男性では軽い排尿時の痛み、女性では出血や下腹部の不快感がみられることがあり、長期間放置すると不妊の原因になることがあります。

  • 淋病

    淋病は淋菌という細菌による性感染症です。男性は強い排尿痛や黄色い膿性の分泌物が出やすく、女性は症状が目立たず気づかれにくい傾向があります。そのため知らないうちに感染を広げてしまうこともあります。

  • コンジローマ

    尖圭コンジローマは、ヒトパピローマウイルス（HPV）の感染によって性器や肛門周囲にいぼが出現する疾患です。痛みは少ないものの、いぼは増殖傾向を示すことがあり、治療介入が必要となる場合があります。

  • ヘルペス

    性器ヘルペスは単純ヘルペスウイルスの感染で、性器やその周囲に小さな水ぶくれや痛みを伴うただれが現れます。一度感染するとウイルスが体内に潜伏するため、ストレスや疲労などで繰り返し発症することがあります。

  • 梅毒

    梅毒は、梅毒トレポネーマ（Treponema pallidum）による慢性の性感染症です。初期には硬性下疳と呼ばれる潰瘍性病変が出現し、進行すると全身に発疹を認めます。治療を行わず放置すると、心血管系や神経系への重篤な障害をきたすことがあります。

  • HIV

    HIVは免疫の働きを低下させるウイルスで、感染後しばらくは風邪に似た軽い症状しか出ないことがあります。しかし徐々に免疫力が弱まり、放置するとエイズを発症し、重度の感染症や悪性腫瘍を引き起こす原因となります。

当院の泌尿器科治療

過活動膀胱

背景疾患がない場合、排尿を我慢して排尿間隔を2時間以上あけることを目標にして下さい。治療薬は不要な膀胱収縮を抑える抗コリン剤（ベシケア、トビエース、ステープラなど）と膀胱容積拡大を目的とする交感神経刺激剤（ベタニス、ベオーバ）があります。

いつも治療薬が効くわけではありません。基本的には尿もためる意識が大切です。特に夜間頻尿は治療に抵抗することが多いようです。より深い睡眠を得ること、寝床に居る時間を減らしてむしろ遅寝早起きに心がけることが大切です。

前立腺癌検診

PSA（前立腺特異抗原）は他の癌マーカー（CEA、AFP、CA19-9など）に比べて極めて有用な前立腺癌マーカーです。PSAによる前立腺癌検診はそれほど有益でないとの報道がありますが誤解があります。一般に癌検診の有用性は検診対象の癌の死亡率の増減によって判定されます。それに従えばPSA診断によって前立腺癌の死亡率が減少した証拠はありません。しかし前立腺癌の発見率は増加しています。

問題はあえて見つけなくても良い潜在前立腺癌を発見してしまうことです。80歳以上の男性を死後病理解剖すると30％に前立腺癌が発見されます。この前立腺癌は人生百年未満の現在、その人の生命に悪影響を与える恐れはありません。そのままにしておけばよいのです。要するに悪性度の低い前立腺癌を発見して余分な治療をするなということです。

PSA検診で前立腺癌の発見率は増えていることは事実です。検診で発見された前立腺癌を全て一律に治療するか否かを慎重に判断することが重要です。 基本的には40歳以上の男性は年に1回PSA検診を受けるのが妥当と考えます。

尿路結石症の治療の場合

多くは直径4mm以下の結石で自然排石が期待できますが、時には体外衝撃波砕石術（ESWL）、その他が必要になります。その場合は病院をご紹介致します。

検診血尿（潜血尿）

人間ドックや検診の検尿では、約2割程度の人が潜血尿を指摘されます。当院は日本腎臓学会の血尿精査ガイドラインに基づいて対応しています。検査の大部分は身体的負担が少ないものなので、ぜひお気軽にご相談ください。

ED治療

治療概要

当院では、ED（勃起不全）の治療として、国内で承認されている治療薬であるバイアグラ（シルデナフィル）やシアリス（タダラフィル）を処方しています。治療は自費診療となります。

服用により、顔のほてり、頭痛、鼻づまり、消化不良、動悸などの副作用が起こることがあります。まれに視覚異常や血圧低下といった重い副作用が報告されています。硝酸薬を使用中の方は併用できません。

初回は必ず医師による診察を行い、安全に使用していただくために必要に応じて定期的な経過観察を行います。

処方薬の種類

価格・その他

薬剤は自費（保険適用外）で、1錠1,300～2,000円程度。診察料、処方料は別途必要です。
ED薬のジェネリック医薬品も出来ました。

バイアグラ

バイアグラ（シルデナフィル）は世界最初の勃起不全治療薬です。利用時の効果については日本泌尿器科学会のED診療ガイドラインでも評価されています。

シアリス

世界的なシェアをもつ勃起不全治療薬です。食事に影響されにくいこと、効果時間が長いことなど、メリットの豊富さが、シェア拡大につながっていると考えられます。

淋疾、クラミジア、コンジローム、
ヘルペス、梅毒、HIVなど

むやみに抗生剤を服用せずに、専門医を受診して正しい診断を受けることが大切です。
気になる症状がある場合はご相談下さい。